川崎市宮前区の歯医者・小児歯科|東有馬おとなこども歯科

新着情報

TOPICS

ブログ

何年も歯医者に行っていない方へ 久しぶりの受診で伝えることと初診の流れ

東有馬おとなこども歯科の受付と待合スペース

最後に歯医者へ行ったのが何年前か、はっきり思い出せない。子どもの予約は取っていても、自分の歯は後回しになっている。気になるところはあるのに、何から説明すればよいか分からず、予約画面を閉じてしまうこともあるかもしれません。

久しぶりの受診では、最初から治療方法や通院回数を決めておく必要はありません。まずは今のお口の状態を確認し、急いで対応するところと、相談しながら進められるところを整理することが出発点です。

川崎市宮前区の東有馬おとなこども歯科から、受診前に伝えておきたいこと、初診で確認すること、仕事や育児と通院を両立するための考え方をお伝えします。

最初の受診では何を相談すればよいか

「虫歯がありそうだから治療したい」と、病名まで考えて予約する必要はありません。「全体を見てほしい」「昔治療したところが気になる」「歯磨きのときに血が出る」など、ご自身が気づいたことが相談の入り口になります。

痛みがない場合も、長く確認できていないお口の状態を知りたい、と伝えてかまいません。歯と歯の間や詰め物の周囲など、自分で見える範囲だけでは判断しにくい部分があるためです。

一方で、何年も受診していないという年数だけで、虫歯の本数や、歯を抜く必要があるかどうかは決まりません。検索で見つけた重い症例を、自分にも当てはめて考えすぎないようにしましょう。必要な対応は、診察や検査で現在の状態を確認してから判断します。

最初に一つだけ希望を挙げるなら、「今、何から対応したらよいかを知りたい」で十分です。見た目、痛み、噛みにくさなど、ほかにも気になることがあれば、診察の際に順番に伝えてください。

お口を見せるのが恥ずかしいとき

「歯が汚れていると怒られるのでは」「治療を途中でやめたことを説明しづらい」という気持ちも、受診をためらう理由になります。その場合は、診療を始める前に「口の中を見せるのが恥ずかしく、緊張しています」と伝えてください。

受診が空いた理由を、きれいに説明できなくてもかまいません。言葉が出にくければ、問診票に書いておくこともできます。歯科で状態を確認する目的は、今必要な治療やケアを考えることです。できていなかったことの説明だけに気を取られず、これからどうしたいかもお聞かせください。

以前通っていた医院へ戻る場合は、過去の受診歴や診察券の有無を予約時に伝えましょう。別の医院を受診する場合も、治療途中だった部分や、使っていた入れ歯などがあれば知らせてください。分かる範囲の情報が、これまでの経過を確認する手がかりになります。

予約では症状と受診の不安を分けて伝える

予約時には、今起きている症状に加えて、受診しづらかった理由も短く伝えると、医院側が状況を把握しやすくなります。詳しい治療歴をその場ですべて説明しようとする必要はありません。

たとえば、次のような伝え方があります。いずれも説明のための例文です。

  • 痛みがない場合:「何年か歯医者に行っていないので、全体の状態を確認してほしいです」
  • 痛むところがある場合:「右下の奥歯が、昨日から噛むと痛みます。歯科の受診は久しぶりです」
  • 治療が怖い場合:「以前の治療が痛くて不安があります。処置の前に説明を聞きたいです」
  • 通院条件がある場合:「平日は仕事があるため、主に土曜日に通えるか相談したいです」

痛みについては、いつから、どのあたりが、何をすると痛むかを覚えている範囲で伝えてください。「冷たいもので一瞬しみる」と「何もしていなくても痛む」では、確認したい内容が異なります。場所がはっきりしなければ、「右側の上下どちらか分からない」という説明でもかまいません。

東有馬おとなこども歯科は予約制で、電話とWEBから予約できます。強い痛みや腫れがある場合は、WEBで先の日程だけを選ぶ前に、電話で症状をお知らせください。受診の時期を相談できます。

受診まで待たずに連絡したい症状

予約を入れた後でも、症状が変わったときは、そのまま予約日を待たないでください。強い歯の痛み、顔や顎の腫れ、発熱を伴う腫れなどがある場合は、早急に歯科へ連絡し、症状を具体的に伝えましょう。

とくに、口や顔の腫れに加えて息がしにくい、飲み込みにくい、口の中が大きく腫れているといった場合は、通常の歯科予約ではなく、救急での対応が必要です。

歯や歯ぐきの感染では、膿がたまって腫れることがあります。腫れが引いたり痛みが軽くなったりしても、それだけで原因が解決したとは判断できません。「昨日より楽だから取り消そう」と決める前に、医院へ経過を伝えてください。

なお、こうした症状がなく、久しぶりに全体を確認したい場合は、通常の予約で相談できます。受診の優先度は、空いた年数だけでなく、現在の症状から考えることが大切です。

参考:NHSの歯の膿瘍に関する患者向け情報

初診で行う確認とその日の処置

問診では生活の事情も伝える

問診では、歯の症状やこれまでの治療に加えて、全身の病気、服用している薬、アレルギーなどを確認します。歯科とは関係がないと思うことも、自己判断で省かずに伝えてください。妊娠中、または妊娠の可能性がある場合も、診察や検査の前に知らせましょう。

治療中断の経験があれば、「仕事が忙しくなった」「痛みがなくなって足が遠のいた」など、覚えている範囲で説明します。どの歯を、どこまで治したかが分からない場合は、そのまま伝えてかまいません。

見た目だけで分からない部分を調べる

診察では歯や歯ぐきなどを確認し、必要に応じてレントゲン撮影や歯ぐきの検査などを行います。すべての方に同じ検査を一律に行うわけではなく、症状やお口の状態に応じて内容を判断します。

レントゲンは、歯の間、治療済みの歯の周囲、歯を支える骨など、直接見えない部分を確認するために使います。撮影の目的が分からないときは、「何を確認するための検査ですか」と尋ねてください。

検査と治療が同じ日にすべて終わるとは限らない

初日は状態の確認や説明が中心になる場合も、痛みへの応急処置が必要になる場合もあります。お口全体の治療を一度で終えられるかどうかは、来院前には決められません。

「今日はどこまで進める予定ですか」「帰宅後に気をつけることはありますか」と確認すると、その日の受診内容を整理できます。むし歯が見つかった場合の診療については、当院のおとなのむし歯治療でもご案内しています。

怖さは我慢する前に具体的に伝える

「歯医者が苦手」という一言の中にも、注射への不安、削る音、何をされるか分からない怖さなど、さまざまな理由があります。思い当たるものがあれば、診療前に伝えてみてください。

「口を長く開けているのがつらい」「前の治療で痛かった経験がある」「器具が入ると気持ち悪くなる」など、困った場面の説明は、進め方を相談する手がかりになります。うまく話せるか心配な場合は、スマートフォンのメモを見せる方法もあります。

診療中に休みたいときの合図を、あらかじめ確認しておくことも一つの方法です。たとえば、手を上げたらいったん止めてもらいたい、と処置前に相談します。痛みを感じたときも、遠慮せず知らせてください。

ただし、合図を決めれば必ず痛みがなくなる、という意味ではありません。痛みへの対応や処置の進め方は、治療内容とその方の状態に応じて考えます。不安が強く、診療を受けること自体が難しい場合も、予約時からその程度を伝えましょう。

米国歯科医師会も、歯科治療への不安を伝えることや、休止の合図を相談する方法を紹介しています。歯科受診への不安についての情報が参考になります。

費用と通院回数は初日の会計だけで考えない

久しぶりの受診では、「いくら持っていけばよいか」「何回通えば終わるか」が気になるものです。ただ、受診していなかった年数から、必要な費用や回数を算出することはできません。検査の内容、治療が必要な範囲、保険診療か自由診療かなどによって変わります。

初診時の費用が心配な場合は、予約の際に、予定される診察や検査の費用の目安を確認してください。その場で確定できない場合も、何によって変わるのかを聞いておくと準備しやすくなります。

診察後に治療の説明を受けたら、次のように分けて尋ねると、今後の通院まで見通しを立てやすくなります。

確認する内容 尋ね方の例
治療の優先順位 どの部分から対応する必要がありますか
費用の範囲 今の説明は今回分ですか、それとも治療全体の見込みですか
治療の選択肢 保険診療でできる方法と、それ以外の方法はありますか
通院の負担 次回は何をする予定で、どれくらい時間が必要ですか
計画が変わる可能性 検査や治療の途中で、回数や費用が変わる場合はありますか

予算に制約がある場合も、治療が進んでからではなく、方針を相談する段階で伝えましょう。ただし、予算や日程の希望だけで、必要な処置を安全に先送りできるとは限りません。急ぐ理由と、調整できる部分の両方を説明してもらうことが大切です。

当院では、保険診療・自費診療ともにクレジットカードとPayPalでのお支払いに対応しています。

受診前の準備は普段の歯磨きと持ち物の確認から

当日は、マイナ保険証または資格確認書、対象となる方は医療証などをお持ちください。薬を服用している場合は、お薬手帳や薬の情報が分かるものもご用意ください。再来院の方は、当院の診察券もあると受付がスムーズです。

服薬内容は薬の名前を記憶だけで伝えるより、一覧を見せるほうが確認しやすくなります。お口の状態を見せる準備に気を取られず、こうした情報も忘れないようにしましょう。日本歯科医師会の歯医者さんに行く前の案内にも、持ち物がまとめられています。

歯磨きは普段どおりでかまいません。「汚れていると見せられない」と考えて、受診を延ばす必要はありません。気になるところを当日までにすべて自分できれいにしようとせず、磨きにくい場所も含めて相談してください。

歯石やクリーニング時の痛みが気になる場合は、予約時や問診で伝えましょう。関連する不安は、歯石取りの痛みと受け方についての解説でも取り上げています。

当院では、予約時刻の5分前を目安にご来院をお願いしています。初めての場所に向かうときは、移動や駐車にかかる時間も含めて予定を組むと、受付で慌てずに済みます。

子どもの通院に合わせて自分の受診も考えたい方へ

子どもの歯は定期的に見てもらっていても、親御さん自身の予約は取れていない、ということもあるでしょう。「次に子どもを連れていく日に、自分も診てもらえるだろうか」と考える場合は、事前に大人の診察も希望していることをお知らせください。

お子さんの予約だけで、同じ日に親御さんの診察まで受けられるとは限りません。大人と子ども、それぞれに診療時間の確保が必要です。また、保護者の方が診療を受ける間、お子さんがどのように過ごせるかも、年齢や付き添いの状況を含めて相談しておきましょう。

当院にはキッズスペースとおむつ交換台があり、ベビーカーで移動できる院内環境を整えています。ただし、設備があることと、お子さんをお預かりできることは別です。見守りが必要なお子さんと来院する場合は、付き添いの方法も含めて予約時に確認してください。

院長の井戸俊輔は、治療の怖さや子育て中の通いづらさなど、患者さんの不安を踏まえたコミュニケーションを大切にしています。ご家族の予定を無理に詰め込まず、続けて通える方法を一緒に相談していきましょう。

再び通院が途切れないために帰る前に確認すること

次の予約の目的を言葉にしておく

会計の前後で、「次回は何をするための受診か」を確認しておきましょう。治療の続きなのか、処置後の状態を見るのか、定期的な管理に移るのかが分かると、予定を調整する理由もはっきりします。

説明が一度で頭に入らなかった場合は、聞き直してかまいません。「今日の説明では、まず右下を治療して、その後に全体の歯ぐきを確認するという理解で合っていますか」と、自分の言葉で確かめる方法もあります。これは説明の例であり、実際の順番は診察結果に応じて決まります。

通える曜日や時期を先に共有する

「毎週は難しい」「来月は出張がある」など、分かっている予定は早めに伝えてください。治療内容によっては、受診間隔に配慮が必要です。通える頻度だけで計画を決めず、医学的に必要な時期とすり合わせましょう。

予約を変更する必要が出たときも、そのまま中断せずに連絡してください。当院では、可能な限り予約日前日の診療終了までのご連絡をお願いしています。急な体調不良などの場合も、分かった時点でお知らせください。

治療が終わった後の確認間隔も、お口の状態に応じて相談します。以前の受診から長く空いたからといって、今後ずっと同じ頻度で通うと決まるわけではありません。現在の状態と、家庭でのケアを踏まえて考えていきます。

宮前区で久しぶりの歯科受診を考えている方へ

東有馬おとなこども歯科では、写真や模型も活用しながら、ご自身のお口の状態を理解して治療を選べるよう、分かりやすい説明を心がけています。診療方針は初めて受診する方へのご案内をご覧ください。

当院は川崎市宮前区東有馬5-1-2、メディカルプラザD東有馬の3階にあります。鷺沼駅からバスをご利用の場合は「下有馬」バス停が目の前です。駐車場は12台分あり、土曜日も17時まで診療しています。建物にはエレベーターがあり、お車やベビーカーでの来院を検討している方は、医院紹介とアクセスもご確認ください。

受診のきっかけは、「久しぶりなので、今の状態を知りたい」という一言でかまいません。気になる症状と、治療への不安、通院の希望をお聞かせください。

宮前区の東有馬おとなこども歯科へのご予約は、電話または公式サイトのWEB予約から受け付けています。

電話:044-863-6410

診療時間:月〜金 9:00〜13:00/14:00〜18:00、土 9:00〜13:00/14:00〜17:00。

休診日:日曜・祝日。

この記事の監修者

井戸 俊輔(いど しゅんすけ)

東有馬おとなこども歯科 院長。明海大学歯学部卒業。患者さんの不安や希望を踏まえた説明と、一人ひとりに合わせた診療を大切にしています。

院長のプロフィールを見る