川崎市宮前区の歯医者・小児歯科|東有馬おとなこども歯科

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歯ぐきが腫れた・膿が出るのはなぜ?放置せず歯医者で確認したいサイン

川崎市宮前区東有馬の歯医者で相談する歯ぐきの腫れと膿の症状

「歯ぐきがぷくっと腫れている」

「押すと膿のようなものが出る」

「痛みは強くないけれど、口の中に違和感がある」

このような症状があると、虫歯なのか、歯周病なのか、それとも一時的な口内炎なのか分からず、不安になる方も多いのではないでしょうか。

歯ぐきの腫れや膿は、体が何らかの異常を知らせているサインであることがあります。痛みが強くない場合でも、歯の根の先で炎症が起きていたり、歯周病が進行していたり、過去に治療した歯の内部で感染が広がっていたりするケースも考えられます。

特に注意したいのは、「痛くないから大丈夫」と判断してしまうことです。お口の中の炎症は、痛みが出たり引いたりを繰り返すことがあります。腫れが一度おさまったように見えても、原因そのものが改善していなければ、再び腫れたり、噛んだ時の違和感につながったりする可能性があります。

また、歯ぐきの腫れや膿は、大人の方だけでなく、お子様の仕上げ磨きの時に親御さんが気づくこともあります。東有馬おとなこども歯科では、お子様の虫歯予防や歯並びの相談だけでなく、親御さんの歯周病、歯の根のトラブル、被せ物まわりの違和感なども含めて、ご家族のお口の健康を一緒に確認できる歯科医院でありたいと考えています。

この記事では、歯ぐきが腫れる原因、膿が出る時に考えられる病気、受診の目安、歯科医院で行う検査や治療の流れについて、患者様に分かりやすく解説します。

目次

歯ぐきが腫れる主な原因

歯ぐきの腫れといっても、原因は一つではありません。歯ぐきそのものに炎症がある場合もあれば、歯の内部や歯の根の先に問題があり、その影響で歯ぐきが腫れて見えることもあります。

まずは、代表的な原因を整理してみましょう。

歯周病による歯ぐきの炎症

歯ぐきが腫れる原因として多いものの一つが、歯周病です。

歯周病は、歯と歯ぐきの境目にたまるプラーク、いわゆる歯垢の中の細菌が関係する病気です。初期段階では、歯ぐきが赤くなる、ブラッシング時に血が出る、歯ぐきがむずがゆいといった症状が見られることがあります。

しかし、進行すると歯を支えている骨にまで炎症が及び、歯ぐきの腫れ、膿、口臭、歯のぐらつきなどにつながることがあります。

歯周病の難しいところは、初期には強い痛みを感じにくいことです。そのため、「少し腫れているだけ」「疲れているからかな」と見過ごされやすく、気づいた時には歯周ポケットが深くなっているケースもあります。

歯の根の先に膿がたまっている

過去に大きな虫歯があった歯、神経を取った歯、深い詰め物や被せ物が入っている歯では、歯の根の先に炎症が起きることがあります。

歯の内部には、神経や血管が通る細い管があります。この部分に細菌感染が起きると、歯の根の先に膿がたまり、歯ぐきに小さなできもののような腫れが出ることがあります。

患者様の中には、「ニキビのようなものが歯ぐきにできた」「押すと白いものが出る」と感じる方もいます。このような症状は、根の先の炎症が出口を作っている状態である可能性があります。

痛みが強くない場合でも、原因が歯の内部にある場合は、自然に解決するとは限りません。根管治療が必要になることもあるため、早めの確認が大切です。

親知らずや奥歯まわりの炎症

親知らずの周囲は、歯ブラシが届きにくく、汚れが残りやすい場所です。特に、親知らずが斜めに生えていたり、一部だけ歯ぐきから出ていたりする場合、歯と歯ぐきのすき間に細菌がたまりやすくなります。

その結果、奥歯の歯ぐきが腫れる、口が開きにくい、噛むと痛い、喉の近くまで違和感が出るといった症状につながることがあります。

一度腫れが引いても、親知らずの生え方や清掃状態が変わらなければ、同じような炎症を繰り返すことがあります。繰り返す腫れがある場合は、抜歯が必要かどうかも含めて、歯科医院で確認することが重要です。

被せ物や詰め物のすき間から起こる再感染

過去に治療した歯でも、時間の経過とともに詰め物や被せ物の適合が変化することがあります。わずかなすき間から細菌が入り込むと、内部で虫歯が進んだり、歯の根の治療が必要になったりする場合があります。

見た目では大きな穴が見えなくても、被せ物の下で問題が進行していることもあります。そのため、「治療済みの歯だから大丈夫」とは限りません。

銀歯や被せ物の近くの歯ぐきが腫れる、噛むと違和感がある、歯ぐきを押すと膿が出る場合は、歯の内部や根の状態を確認する必要があります。

歯にヒビが入っている

歯ぎしり、食いしばり、強い噛み合わせの負担などによって、歯に細かなヒビが入ることがあります。

ヒビの状態によっては、そこから細菌が入り込み、歯ぐきの腫れや膿につながることがあります。特に、噛むと一瞬鋭く痛む、特定の方向で噛むと違和感がある、何度も同じ歯の周囲が腫れるという場合は注意が必要です。

歯のヒビは、レントゲンだけでは分かりにくいこともあります。症状の出方、歯周ポケットの状態、噛み合わせ、必要に応じた画像検査などを組み合わせて判断します。

歯ぐきから膿が出る時に考えられること

歯ぐきから膿が出る場合、体の中で炎症が続いている可能性があります。

膿とは、細菌と体の免疫反応が関係して生じるものです。歯科では、歯周病による歯周ポケットの深い炎症や、歯の根の先にできた病変などで見られることがあります。

ここで大切なのは、膿が出たからといって、原因が外に出て治ったわけではないという点です。膿の出口があることで強い痛みを感じにくくなることはありますが、内部の感染や炎症が残っていれば、再発する可能性があります。

また、膿が出ている状態を放置すると、口臭が強くなったり、噛みにくさが出たり、周囲の骨や歯ぐきに影響が広がったりすることも考えられます。

歯ぐきから膿が出る場合は、まず原因が歯周病なのか、歯の根の病気なのか、被せ物の下の虫歯なのかを見極めることが大切です。

放置しない方がよいサイン

歯ぐきの腫れは、すべてが急を要する状態とは限りません。しかし、次のような症状がある場合は、できるだけ早めに歯科医院へ相談することをおすすめします。

  • 歯ぐきから膿が出る
  • 同じ場所が何度も腫れる
  • 噛むと痛い、または歯が浮いた感じがする
  • 歯がぐらつく
  • 歯ぐきに白いできもののようなものがある
  • 口臭が急に気になるようになった
  • 顔やあごの周囲まで腫れてきた
  • 発熱や強いだるさを伴う

特に、顔まで腫れている、飲み込みにくい、強い痛みや発熱がある場合は、炎症が広がっている可能性もあります。このような時は、我慢せず早めの受診が必要です。

一方で、痛みが弱い場合でも安心はできません。慢性的な炎症では、強い痛みが出ないまま進行することもあります。症状の強さだけで判断せず、腫れや膿がある時点で一度確認しておくことが大切です。

歯科医院で確認すること

歯ぐきの腫れや膿がある場合、歯科医院では見た目だけで判断するのではなく、原因を探るためにいくつかの検査を行います。

お口の中の視診

まず、どの場所が腫れているのか、歯ぐきの色、出血の有無、膿の出口があるかどうかを確認します。

同じ「歯ぐきの腫れ」でも、歯と歯の間が腫れているのか、歯の根の先に近い位置が腫れているのか、親知らずの周囲が腫れているのかによって、考えられる原因が変わります。

歯周ポケットの検査

歯周病が疑われる場合は、歯と歯ぐきの間の深さを測る検査を行います。

歯周ポケットが深くなっている部分では、細菌がたまりやすく、歯ぐきの腫れや膿が出やすくなることがあります。また、出血の有無や歯の動揺も確認し、歯周病の進行度を見ていきます。

レントゲン検査

歯の根の先に膿がたまっている場合や、被せ物の下で虫歯が進んでいる場合、見た目だけでは分からないことがあります。

レントゲン検査では、歯を支える骨の状態、根の先の炎症、歯の内部の治療歴、被せ物の下の状態などを確認します。

必要に応じて、より詳しい画像検査を検討することもあります。

噛み合わせの確認

歯ぐきの腫れや違和感には、噛み合わせの負担が関係していることもあります。

特定の歯に強い力がかかっていると、歯の周囲の組織に負担がかかり、腫れや痛みにつながる場合があります。歯ぎしりや食いしばりの癖がある方も、歯や歯ぐきへの負担が大きくなりやすいため注意が必要です。

原因別の治療方法

歯ぐきの腫れや膿の治療は、原因によって異なります。腫れている部分だけを一時的に落ち着かせても、原因が残っていれば再発する可能性があります。

歯周病が原因の場合

歯周病が原因の場合は、歯ぐきの炎症を引き起こしているプラークや歯石を取り除き、歯ぐきの状態を整えていくことが基本です。

まずは歯周ポケットの検査を行い、歯石除去やクリーニング、ブラッシング指導を進めます。歯周ポケットが深い場合は、より深い部分の歯石を取り除く処置が必要になることもあります。

また、歯周病は一度処置をして終わりではなく、再発を防ぐための継続的な管理が重要です。ご自宅でのケアと歯科医院でのメンテナンスを組み合わせることで、炎症のコントロールを目指します。

歯の根の病気が原因の場合

歯の根の先に炎症がある場合は、根管治療が必要になることがあります。

根管治療では、歯の内部の感染した部分を取り除き、根の中を清掃・消毒し、再感染しにくいように薬剤を詰めていきます。

根管治療は、歯を残すために重要な治療の一つです。ただし、歯の状態や感染の広がり、歯のヒビの有無などによって、治療方針は変わります。すべての歯を残せるわけではありませんが、可能な範囲で歯を保存する方法を検討します。

被せ物の下の虫歯が原因の場合

被せ物や詰め物の下で虫歯が進んでいる場合は、必要に応じて補綴物を外し、内部の状態を確認します。

虫歯が浅い場合は、虫歯を取り除いて再度詰め物や被せ物を作ることがあります。一方で、虫歯が神経に近い、または神経まで達している場合は、根管治療が必要になることもあります。

大切なのは、見た目だけで判断しないことです。治療済みの歯でも、違和感や腫れがある時は、内部の確認が必要です。

親知らずが原因の場合

親知らずの周囲が腫れている場合は、まず炎症を落ち着かせる処置を行います。周囲の汚れを洗浄し、必要に応じて薬を使用することもあります。

ただし、親知らずの生え方によっては、炎症を繰り返す可能性があります。その場合は、抜歯を含めた治療方針を検討します。

抜歯が必要かどうかは、親知らずの位置、周囲の歯への影響、清掃のしやすさ、腫れを繰り返しているかどうかなどを見て判断します。

自宅でできること・避けたいこと

歯ぐきが腫れている時、自宅でできることもあります。ただし、あくまで一時的な対応であり、原因を取り除くものではありません。

強く触りすぎない

腫れている部分が気になって、指や舌で何度も触りたくなるかもしれません。しかし、強く押したり、無理に膿を出そうとしたりするのは避けましょう。

刺激によって炎症が悪化することがあります。また、清潔ではない手で触ることで、さらに細菌が入り込む可能性もあります。

やさしく清掃する

歯ぐきが腫れている時でも、汚れが残ると炎症が続きやすくなります。

ただし、強く磨く必要はありません。やわらかめの歯ブラシを使い、腫れている部分を傷つけないようにやさしく清掃しましょう。

歯間ブラシやフロスを使う場合も、無理に押し込まず、痛みや出血が強い時は歯科医院で使い方を確認することをおすすめします。

市販薬だけで様子を見続けない

痛み止めなどで一時的に症状が落ち着くことはあります。しかし、腫れや膿の原因が歯の内部や歯周病にある場合、薬だけで根本的に改善するとは限りません。

「痛みが引いたから大丈夫」と思って受診を先延ばしにすると、再び腫れたり、治療範囲が大きくなったりする可能性があります。

温めすぎない

腫れや痛みがある時に、長時間温めると、炎症の状態によっては症状が強くなることがあります。

強い腫れや痛みがある場合は、自己判断で温めるのではなく、早めに歯科医院へ相談しましょう。

東有馬おとなこども歯科で大切にしていること

東有馬おとなこども歯科では、歯ぐきの腫れや膿といった症状に対して、まず原因を丁寧に確認することを大切にしています。

歯ぐきが腫れているからといって、すべてが歯周病とは限りません。反対に、歯の根の病気だと思っていた症状が、実は歯周病や噛み合わせの負担と関係していることもあります。

そのため、症状の出ている場所だけでなく、お口全体の状態を確認し、患者様に分かりやすく説明したうえで治療方針をご提案します。

また、当院はお子様から大人の方まで通いやすい歯科医院を目指しています。親御さんの歯ぐきの腫れ、お子様の歯ぐきの違和感、ご家族の口臭や出血の心配など、気になることがあれば小さなことでもご相談ください。

例えば、お子様の検診で来院された際に「実は自分の歯ぐきも腫れていて気になっている」と相談される方もいらっしゃいます。お口の悩みは、痛みが出てからではなく、少し気になった時に確認しておくことで、治療の選択肢を広げやすくなることがあります。

症状が出てからの治療だけでなく、再発を防ぐための予防やメンテナンスも大切にしています。歯ぐきの腫れをきっかけに、お口全体の健康を見直すことが、将来の歯を守る第一歩になることがあります。

まとめ

歯ぐきが腫れる、膿が出るという症状は、歯周病、歯の根の病気、被せ物の下の虫歯、親知らず、歯のヒビ、噛み合わせの負担など、さまざまな原因で起こります。

痛みが強くない場合でも、炎症が続いている可能性があります。特に、同じ場所が何度も腫れる、膿が出る、噛むと違和感がある、歯がぐらつくといった症状がある場合は、早めに歯科医院で確認することが大切です。

東有馬おとなこども歯科では、症状だけを見るのではなく、なぜ腫れているのか、なぜ膿が出ているのかを丁寧に確認し、患者様の状態に合わせた治療をご提案します。

川崎市宮前区・東有馬周辺で、歯ぐきの腫れや膿、歯の違和感が気になる方は、無理に様子を見続けず、一度ご相談ください。

よくあるご質問

Q1. 歯ぐきが腫れていますが、痛みがなければ様子を見ても大丈夫ですか?

A. 痛みがなくても、歯周病や歯の根の炎症が隠れていることがあります。腫れが続く、膿が出る、同じ場所を繰り返す場合は、早めに歯科医院で確認することをおすすめします。

Q2. 歯ぐきから膿が出たら治ったということですか?

A. 膿が出ることで一時的に圧が抜け、痛みが軽くなることはあります。しかし、原因となる感染や炎症が残っている場合は、再び腫れる可能性があります。原因の確認が必要です。

Q3. 歯ぐきの腫れは歯周病ですか?

A. 歯周病が原因のこともありますが、歯の根の先の炎症、被せ物の下の虫歯、親知らず、歯のヒビなどが関係している場合もあります。検査を行い、原因を見極めることが大切です。

Q4. 自分で膿を出してもいいですか?

A. 無理に押したり、針などで触ったりすることは避けてください。炎症が悪化したり、細菌が入り込んだりする可能性があります。気になる場合は歯科医院で確認しましょう。

Q5. 歯ぐきの腫れは何日くらい続いたら受診すべきですか?

A. 数日たっても腫れが引かない、膿が出る、噛むと痛い、顔まで腫れてきた場合は早めの受診をおすすめします。特に発熱や強い痛みを伴う場合は、我慢せず相談してください。

【監修者紹介】

井戸 俊輔(いど しゅんすけ)

歯科クリニックに対して、このようなお考えを持たれている方も多いかもしれません。
「歯医者さん恐いな」「通うの面倒だな」「こどもがいるから受診したいけど行けないな」など。
当院は、患者さんが歯科クリニックに対して不安に思いそうなことを、まずは解決したいと考えております。患者さんの不安や悩みを解消された後、こんな綺麗な口元を実現したい、正しい噛み合わせで美味しくご飯が食べたいなど、希望されることについて、お話を聞かせていただきます。

治療回数はかかってしまう場合もあるかもしれませんが、「あの歯科クリニックへ通って良かったな」と感じていただけるよう、東有馬おとなこども歯科は、丁寧なコミュニケーションと患者さんお一人おひとりに適した診療に努めてまいります。スタッフ一同、クリニックでお待ちしております。

略歴:

  • 平成18年明海大学歯学部入学
  • 平成23年明海大学歯学部卒業
  • 平成23年歯科医師免許証取得
  • 平成24年歯科医師臨床研修終了
  • 平成24年4月埼玉県内歯科クリニック勤務
  • 平成26年12月埼玉県内歯科クリニック退職
  • 平成27年1月岡山県津山市井戸歯科クリニック勤務
  • 平成27年5月岡山県津山市井戸歯科クリニック退職
  • 平成27年6月埼玉県内歯科クリニック勤務
  • 平成29年4月埼玉県内歯科クリニックにて副院長就任
  • 令和2年5月埼玉県内歯科クリニック退職
  • 令和3年3月東有馬おとなこども歯科開院

【所在地】
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