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ブログ小児歯科

歯が生えたら歯医者さんへ!0歳からの虫歯予防!

お母さんお父さんは何歳から歯医者さんに連れて行っていいか考えると思います。

結論から言いますと、歯が生えたら歯医者さんへ来院して今後虫歯にならないためにお母さんお父さんが勉強することがとても大切です。

お母さんとお父さんが知っておくべき知識!

どこの歯が虫歯になるの?

0歳のお子さんと1歳のお子さんは虫歯になることは少ないですが、0歳と1歳6ヶ月までのお子さんで虫歯になるところはほとんど決まっています。

下の前歯はほとんど虫歯になりません、歯医者になって10年以上多くのお子さんを見させていただきましたが、下の前歯が虫歯のお子さんは今までで2人くらいいたかどうかです

虫歯になるのは上の真ん中の前歯の歯と歯の間です。

特に授乳の長いお子さんは要注意です。上の前歯の裏に磨き残しが溜まり歯と歯の間から虫歯になることが1番最初の虫歯の始まりであることがほとんどです。

歯と歯の間に隙間のないお子さんは要注意、すきっ歯のお子さんは磨き残しが停滞しにくいため虫歯のリスクは下がります。

卒乳の時期

WHOは卒乳の時期を2歳までを推奨しています。お母さんから免疫力や栄養成分を与えることができるからです。

しかし1歳半の時期には免疫力や栄養成分はほとんどなくなってしまいます、そして1歳6ヶ月から虫歯菌も増えて乳歯の中で虫歯のリスクが高い奥歯が生えてきます。

僕のおすすめは1歳6ヶ月までの卒乳をお勧めします。

卒乳ができないお母さんへのアドバイス

授乳を長くする場合は、おやつやジュース砂糖の入った飲食を控えることが大切です!なかなかやめれない場合は2歳まで授乳をしてもそこまで虫歯リスクは高くならないですが一緒に砂糖を摂取すると虫歯リスクが高くなります、理想は授乳中は他の飲み物は水かお茶おやつも1日1回までにすることをお勧めします。

0歳から1歳6ヶ月の間は上の前歯に特に注意しましょう!

虫歯にならないためには?

虫歯にならないためにはまず歯磨きをしっかりしないと!と考えると思います。

もちろん歯磨きも大切ですが虫歯のリスクはたくさんあります!

  1. 唾液の質
  2. 唾液の量
  3. 虫歯菌の強さ
  4. 今までに虫歯ができているか
  5. 磨き残しの量
  6. 飲食回数
  7. フッ素の使用

たくさんありすぎて何すればいいかわからなくなると思います!

上の表の中でお母さんとお父さんができることは?

  1. 磨き残しの量
  2. 飲食回数
  3. フッ素の使用

この3点はお家と歯医者さんで虫歯リスクを下げることが可能です!

それではまず何をすれば良いのでしょうか?

1番簡単なことから始めましょう!

磨き残しを完璧に無くすことは僕たち歯医者でも衛生士さんでも難しいです。

泣いてるお子さんに完璧な歯磨きは不可能に近いです。

飲食回数は気をつけていれば減らすことはできますが、授乳をしている場合など減らすことが難しいです。

1番簡単なことはフッ素塗布です!

まずお家でもフッ素塗布を始め、歯医者さんでのフッ素塗布は高濃度のフッ素塗布してもらうことから始めましょう!

年齢別お家でもフッ素塗布の正しい使い方はこちらをクリックしてください!ぜひ参考にしてください!

最後にお伝えしたいこと。

僕は多くのお子さんの患者さんを見させていただきましたが、1歳〜3歳のお子さんで虫歯になってしまうとお父さんお母さんはとても大変です。治療することはほとんどできないです、無理やり治療してトラウマになってしまう事もあります。トラウマになってしまったお子さんは小学生になっても治療できない子も多いです。ほとんどないですが全身麻酔などのでの治療も必要になる事もあります。

当院はまずは最初の虫歯を作らないためにお母さんお父さんのサポートをさせていただきます!

神奈川県川崎市宮前区東有馬の歯医者

東有馬おとなこども歯科の院長の井戸俊輔。

鷺沼駅からバスで7分・宮前平駅から車で10分・北山田駅から車で10分・野川や野川台や有馬からもアクセスしやすくなっております!

医療モールの3階にあり、駐車場も12台あり通いやすいと思います!

(東有馬おとなこども歯科専用駐車場1台あり)