症例紹介

CASE

こどものむし歯治療

乳歯の神経に到達する大きい虫歯

BEFORE

AFTER

症例情報

主訴 左上の歯が痛い。
診断名 左上DE C3急化Pul
年齢・性別 5歳男の子
治療期間・回数 治療回数2回
治療期間2週間
治療の前に治療の練習を2回しています。
トータルの期間は1ヶ月。
治療方法 麻酔をして神経をとり神経の代わりになるお薬を入れます。
そして次回痛みなどなかったためプラスチックの樹脂(光CR)で詰め物しておしまいです。
費用 保険診療
デメリット・注意点 麻酔をしなければできない。
5歳のお子さんで麻酔初めてだったため治療までの時間がかかる場合がある。
備考 歯医者さんでの治療が苦手な患者様だったため何回か回数かかりましたが、今では笑いながらフッ素塗布や検診に来てくれています。

治療詳細

初めて来ていただいた時

歯と歯の間に大きな虫歯があります。
食べ物が詰まって噛むと痛みがある状態です。

レントゲン撮影しました

レントゲンでも神経に到達するほどの虫歯が確認できます。

麻酔して虫歯を削っていきます。

虫歯を全て削っていくと神経が見えて出血しています。

当日のうちに神経の代わりになるお薬を詰めます。

麻酔して何回も神経の治療を行うと麻酔を何回もしなければいけないです。
麻酔をしっかり効かせたら一回で最終的なお薬まで詰めてこの日は仮蓋しておしまいです。
所要時間は30分。

お薬を詰めたらレントゲンで確認。

しっかりお薬が入っていることが確認できます。
永久歯は歯の神経は取らない方がもちろんいいですが、乳歯の場合は生え変わりするので適切に治療すれば問題ないです。
生え変わりが早くなるというデメリットはありますが、乳歯の場合神経が近いので無理やり神経を残すと後日痛みが出たり、神経が腐ってしまう可能性があります。
神経が腐ると永久歯にも影響が出ることがあります。

次の来院時にプラスチックで詰めておしまいです。

次の来院時にプラスチック詰めておしまいです。

2回目の来院で最後の詰め物まで詰めることができました。
1回目の治療で神経をとってお薬をしっかり詰めることができれば2回目は麻酔しなくても痛みなく詰めるだけでおしまいです。