川崎市宮前区の歯医者・小児歯科|東有馬おとなこども歯科

症例紹介

CASE

根管治療

神経(歯の根っこ)の再治療

BEFORE

AFTER

症例情報

主訴 左上がうずく。他院にて歯を抜かなければと言われた。
他の先生の話も聞きたいと来院されました。
診断名 左上5番6番C3慢化per
年齢・性別 40歳男性
治療期間・回数 治療期間1ヶ月
治療回数3回

被せ物まで終わるのは
治療期間1ヶ月半
治療回数5回
治療方法 歯の中のバイ菌をきれいにしていきます。
きれいにし終わったら最終的なお薬を詰めて被せ物にしていきます。
費用 保険診療で7000〜8000円程
被せ物の費用は含まれていません。
デメリット・注意点 治療期間が長くなることがある。
根の治療の再治療は難しい。
完全に治らないこともある。
根の再治療の成功率は根の治療が上手な先生で60〜70%と言われています。
備考 当院は拡大鏡やマイクロスコープ(歯科用の虫眼鏡や顕微鏡)を使い、可能な限り歯を保存することに力を入れています。
歯医者をしていて根の治療程習得するのに時間がかかった治療はありません。
1年間根の治療されていて先が見えないと言って来院される患者さんも多いです。
可能な限り短い時間で最大限の効果を出せるよう今後も日々勉強し患者さんの利益になるよう努めていきます。
治療詳細もぜひ確認してみてください。

治療詳細

初めてきていただいた時のレントゲンです。

抜歯(歯を抜く)を勧められて当院にセカンドオピニオンで来院されました。

赤丸の部分に膿(バイ菌)が溜まっています

膿が大きく保存が難しいですが、抜くのは勿体無いので治療して保存していきます。

1回目の治療。歯の中をきれいにして薬を入れて経過観察します。

膿は大きいですが歯の中をきれいにする治療の1回目でほとんど終わりました。痛みなどが出なければ最終的なお薬を詰めていきます。

経過観察する間に一つ奥の歯も同時に治療していきます。

赤い部分がバイ菌の感染が起きている可能性の高い歯の中です。

一つ前のレントゲンを見るとお薬がしっかり入ってないことが確認できます。

2回目の治療。奥の歯も中をきれいにして薬を入れていきます。

奥の歯はレントゲンでは膿が溜まってないように見えますが、新しく歯を作る上で可能な限り再治療にならないように治療していきます。

3回目の治療。歯の中をきれいにして最終的なお薬を詰めていきます。

歯の中のバイ菌をきれいにして再治療にならないようにしっかりお薬を詰めていきます。
歯の中の根の治療は肉眼では見えないところなので非常に難しい治療になります。

当院はでは肉眼では見えないところを拡大して治療しています。

歯科用の虫眼鏡と歯科用の顕微鏡(マイクロスコープ)にて歯の中を確認して可能な限り再治療にならないよう治療していきます。

治療前のレントゲン

歯の中にお薬がしっかり詰まってなくて感染を起こしています。

治療後1年のレントゲンです。

根っこの先端にある黒い膿がなくなっているのがわかります。
現在治療後3年経過していますが抜歯しなれけばいけないと言われた歯も問題なく噛めています。

根の治療(神経の治療)は時間がかかると感じている患者さんも多いと思います。当院でも2本の根の治療に3回。被せ物までするとトータルで5回治療回数はかかっていますが、患者さんの負担を減らすために可能な限り短い治療期間で再治療が少ないように心がけています。