症例紹介
CASE
歯髄保存療法
歯をぶつけて欠けた!神経が見えてる!けど神経取らないで!
BEFORE
AFTER
症例情報
主訴 | 転んでぶつけて歯が欠けて神経が見えてる! 痛みはほとんどないが食べ物が当たると痛い。 |
---|---|
診断名 | 外傷による歯冠破折 |
年齢・性別 | 28歳男性 |
治療期間・回数 | 一日 1回 この患者さんは当日時間があったため一日で終わらせていますが、2日に分ける場合もあります。 |
治療方法 | 神経が露出してしまっていたので、まず神経を残す治療をしています。 その後破折した歯を元の位置に接着しています。 歯がかけたときは必ず欠けた歯をお持ちください! 欠ける前とほとんどわからないくらい治すことが可能です。 |
費用 | 神経を残す治療(歯髄保存療法) 35,000円 欠けた歯の接着 10,000円 トータル税込で45,000円 |
デメリット・注意点 | 神経が露出した時点で神経を取る可能性は0ではありません。再治療の可能性もあります。 接着した歯が欠ける可能性があります。 保険外診療のため高価 |
備考 | アフターの写真は接着した当日に撮影した写真です。 治療後2週間後の写真では接着面などほとんどわからないくらいになっています。 ぜひ詳細見てください! |
治療詳細
転んで歯が欠けてます。
前日転んで歯が欠けてしまいました。
神経が見えています。
神経が見えてますが当日すぐに神経を取る治療はしません!
膨らんできた余分な神経のみとります。
ぶつけた時など神経が防御反応でバイキインの侵入をさせないために膨らんで防御します。膨らんでる分欠けた歯を戻せなかったり、神経保存する材料が入れれないため余分なとこは除去します。
そして神経にとっても優しいMTAセメントを詰めます。
神経露出部分に神経を残すために世界で1番最適な材料のMTAというセメントを詰めていきます。
MTA埋めた部分をプラスチックにて保護
MTAセメントが欠けたりしないようにプラスチックの樹脂で補強します。
歯をくっつけてお終いです!
当日はをつけると欠けた歯は乾燥しているため色が合わないように見えます!しかし時間が経つと色はほとんど分からなくなります!
どこがつけた歯でしょうか?
この前歯です!
ほとんど分からなく患者さんも喜んでいただけました!
術後のレントゲン写真
神経保存して歯をくっつけています。
レントゲン上で右隣の歯は神経とって金属の土台入れて被せ物にしています。
以前同じようにぶつけて歯が欠けてしまい他院で神経をとって被せ物している歯です。
結果的には神経を取らないといけないこともありますが、神経は歯にとっても大切なものです。